設計ガイドライン:CNC マシニング加工

CNC マシニング加工の基本ガイドラインには、パーツの製造性の改善、外観の向上、生産時間全体の短縮に役立つ設計上の重要な考慮事項が含まれます。


 

サイズ

パーツの最大サイズ(3軸加工)

アルミ(A5052、A6061)の場合  250 mm×175mm×94mmまたは、
560 mm×360mm×44.5mm
ABS黒の場合 340mm x 260mm x 94mm
その他の材料でのサイズ例 250mm x 175mm x 94mm

※材料による最大サイズ一覧(PDF)はこちらからからご確認ください。
※ 材料一覧はこちらからご確認ください。

パーツの最小サイズ (3軸加工)

サイズ(形状、材質によって異なり、目安になります) 5mm x 5mm x 1mm、円筒形状の場合はφ4mm x 1.5mm
最小穴径 樹脂φ0.5mm、軟質金属φ0.5mm、硬質金属φ1.1mm

肉厚

CNCマシニング加工では、射出成形と違って、ひけは発生せず、非常に大きな肉厚を作ることができます。また、肉厚も均一である必要はありません。
0.5㎜未満の薄肉部分は、欠け、折れ、曲がり、ビーズブラストによる変形等が発生する恐れがあり、予想最小公差±0.1mmよりも厚く又は薄く切削される可能性があります。
形状によっては、0.5mm以上~1.0mm未満の肉厚でも発生する恐れがありますので、可能な限り肉厚1.0mm以上を推奨いたします。


公差

予想最小公差は±0.10㎜(JIS B 0405 中級相当)であり通常は達成できますが、選択した材料並びに形状に大きく依存します。
このため、±0.10㎜(0.20㎜レンジ)以内の微細形状は形成できない場合がございます。
当社メガサイズ(X、Y = 250mm x 175mm以上)の切削加工品につきましては、Z方向で製作可能な最小厚さは4㎜までとなり、Z方向 6㎜以下の予想公差を±0.2 とさせていただきます。
又、このサイズに該当する切削加工品は、薄板形状になるため、X、Yの寸法値が大きいほど反りも発生しやすくなりますのでご了承ください。
特定の公差、あるいは嵌合など機能要求がある場合は実現の可能性について検討しますのでお問い合わせ下さい。
※ JIS B 0405(PDF)はこちらからご確認ください。


CNC切削加工 “プラス” サービス

プロトラブズでは、3軸のCNCマシニング加工とCNC旋盤加工に加えて、CNC切削加工 プラスサービスで以下の3タイプの穴加工対応をしております。

  • 穴径精度・・・ 穴径に対して、嵌め合い公差H7~指定が可能
  • 深穴加工・・・ 弊社の標準ツールセット(エンドミル)では削り残しが生じる穴加工に、ドリル加工で対応いたします。
  • 斜め穴加工・・・割り出し5軸加工で、斜め穴の加工に対応いたします。
            (複数斜面の穴加工は一部対応いたしかねます。)

サービス詳細および見積依頼、発注方法については以下リンクにてご案内しております。

>>CNC切削加工 “プラス” の詳細はこちら


材料

  • ABS 
  • HDPE 
  • PEEK
  • PTFE
  • PMMA(アクリル)
  • PC(ポリカーボネイト)
  • PP(ポリプロピレン) 
  • PPS
  • アルミ 
  • 真鍮(ブラス)
  • ステンレス
  • 鉄 

すべての材料を表示 >


表面仕上げ

加工された樹脂パーツはすべて切削したままの状態です。つまり、通常はツールの跡があります。一方、一部の金属パーツには他のオプションがあります。アルミや真鍮の軟質金属は、つや消し仕上げとして微細粒ビーズブラスト処理ができます。鉄やステンレスなどの硬質金属も、微細粒ビーズブラスト処理を行うことができます。

なお、薄肉パーツでビーズブラストによる変形や欠けの恐れがあるものは、ビーズブラストをご選択いただいた場合でも、弊社判断でビーズブラストなし(切削加工のまま)に変更させていただく場合がございます。

樹脂

切削加工のまま

金属
切削加工のまま(ツールマークが目視可)、軽いビーズブラスト

ネジ穴

ねじ穴の加工も承ります。種類としてはM2からM12のほか、UNCとUNFは#2から1/2インチを加工できます。
下穴を設けてください。内ネジ形状をモデリングする必要がありません。さまざまなCADソフトがありますが、ねじ穴が標準化されていないため、プロトラブズの解析システムは下穴を検出する仕組みになっています。内ネジがモデリングされていると、解析システムが機能しなくなります。
3軸のマシニングセンターで切削加工するため、穴は基本軸に対して平行である必要があります。その他の要件や制限についてもご紹介していますので、合わせてご確認ください。
詳細については こちらをご確認ください。

ネジ穴のガイドラインを表示 >

 

加工R

お見積りでは加工できない箇所や加工R(コーナーR)、薄肉箇所をハイライトしてご案内します。

 

 

 

 

 

 

 


文字の加工

凹文字の場合の文字の太さ、及び凸文字の場合の文字の隙間は、樹脂・軟質金属で0.5mm以上、硬質金属で0.9~1.1mm* 以上必要になります。
* 文字形状によります。

文字の加工

文字の加工


ホワイトペーパー|金属パーツの材料選定と製造方法

金属パーツの製作において、目的の強度や重量、生産性を実現するためには、<軟質>と<硬質>それぞれの「金属の特性」と「製造法の特徴」の2つのポイントを理解することが重要です。

本ホワイトペーパーは、1つの資料でその両方を体系立てて網羅しておりますので、初めての方から中級・上級者の方まで幅広くお使いになれる資料です。

お問い合わせはこちら

お問合せありがとうございます。 当社営業より1-2営業日中にご連絡させて頂きます。 お急ぎの際は[email protected]までご一報頂けますと幸いです。

ご質問や当社サービスに関してのご要望等ございましたら、こちらのフォームよりお気軽にお問い合わせください。

パーツの3DCADデータがすでに用意されている場合は、お手元の3DCADファイルをこちらよりアップロードしてください。製造性解析がついた確定金額の無料お見積りを平均3時間で回答します。

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